西洋音楽史

西洋音楽史―「クラシック」の黄昏
岡田 暁生 / 中央公論新社


続けて本の紹介となったのでカテゴリーにbookを作った。

西洋の「芸術音楽」について通史である。「芸術音楽」と改めて言うとどうもうさんくさい感じがしてしまう(のは私だけ?)が、ここでは”「作品」として残っている音楽”といった程度の定義である。




最低限クラッシックに関する知識は必要だろうが、内容は実にわかりやすく明確である。もう長年のモヤモヤがすっきりした爽快感だ。ポイントは色々あるのだが、目だったところでは「バッハはバロック最大の作曲家だが、典型的な作曲家ではなくて例外である」「ドイツを中心としたプロテスタント文化とフランス・イタリアのカトリック文化の2つの流れがある」「19世紀ロマン派音楽の後継者は現在のポピュラー音楽」といったところだろうか?

わかりやすい本の常としておそらく、かなりの類型化と細部の切捨てが行われているものと思われるのでそこだけ注意か?
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by jazzcello | 2006-02-23 20:28 | book
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