サイレントチェロ

前回の続き。

サイレントチェロは直訳すれば静かなチェロということだが、この「静かな」という部分には別に電気はいらなくて単に楽器のボディをやめて音を小さくしただけである。その手の楽器はヤマハ以前から珍しいものではあったけど存在していた。また、電気的な音響技術が開発されていくなかでチェロの音を電気的に大きくしようという試みがなされるのも当然で、そんな中でボディの無い電気チェロというのも開発されてすでに存在している。




サイレントチェロをヤマハが始めて開発した画期的なもののように思っている人が結構多いのだがそんなことは無いということ。もっとも、これまで存在したと言ってもよほどの物好きでないと知らないようなものだったから、それを世に受け入れられるような形にまとめて、世に送り出したというのはヤマハの力だ。

こういった開発力はさすが大メーカーである。大メーカーの量産品をばかにする人は多いのだが、値段が安いのだからそれなりの品質になってしまうのは当たり前だし、値段が1/10になっているから性能も1/10かと言うとそんなことは無い。単位価格あたりの性能は大メーカーの量産品のほうが上という考え方もできるし、だいたい楽器が全て職人の手作りだったらこんなに楽器は普及しない。

なんか話が途中で違う方向に行ってしまったのでまとめ。

サイレントチェロ(のコンセプト)は前からあってものでヤマハがはじめてでは無い。
私が楽器が出来るのは量産メーカーのおかげ。
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by jazzcello | 2006-07-14 12:29 | cello
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