バロック弓というのがある。弓の型自体が違うのだが持ち方も違ってやや短めに持つ。通常の持ち方は親指がフロッグにかかるようにして持つが、バロックの場合はフロッグから離れる(らしい・バロック弓に関して研究した訳ではないので)。



さて、ジャズにおいて軽くスイングさせたいときには、やや短めに持ったほうが良いようだ。ただしこれはバロック弓がヒントになったのではなく、カントリー・アイリッシュなどで弾かれるフィドルの持ち方がヒントで、彼らはまったくフロッグ上に手がこないほど極端に短くもつらしい。短くもつと弓の重量バランスの近くをもつことになって感覚上は弓の重さはとても軽くなり、動かしやすい。一定のビートに乗り弓を動かすにはこのほうが良いのだろう。

もちろんデメリットもあって、弓の細かなコントロールはかえって効かなくなる。速い4ビートでギコギコやるとこなどは返ってのりにくくなるかもしれない。

いずれにせよ、ジャズビート(4ビートだけでなく広い意味で)を弓で表現するには中々奥が深い。お手本があんまり無いのが最大の難点。ピチカートだったら(元々ビートを強調しやすいにしても)ジャズベースを聞けば良いのだが。
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by jazzcello | 2005-01-20 10:59 | cello
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