A Love Song/Percy Heath

A Love Song
Percy Heath / Daddy Jazz



MJQを始めとするジャズの名盤で黙々とリズムを刻んできたPercy Heathのなんと79歳にしての初リーダーアルバム。

良い意味での地味なサイドマンのイメージの強いPercyHeathだがバックにベースを従えてチェロまで弾き自己をフューチャーしたものだった。



チェロと言っても、裏ジャケットでうれしそうに抱えられた写真を見るとペグがギヤー式などベース風に改造されたもの。おそらくチューニングもベース式なのだろう。このやりかたは、50年代~60年代のモダンジャズ華やかりしき頃はベーシストが自己のリーダー作でチェロを弾くというのはよくあったのだが今ではすっかり廃れている。これを復活させたのはその頃を知るPercy Heathならではだろう。

ピアノトリオ、ピアノトリオ+ベース、ピアノトリオ+チェロの編成で演奏されているのだが、全体に明るい感じのする良いサウンド。ベーシストが前面に出たリーダーアルバムというとともすると押し付けがましくなるか、妙に探求的になるかしがちなのだが、このアルバムに関してはまったくそれはなくむしろ、楽しそうである。いやきっと楽しいのだろうPercy Heath。


A Love Song/Percy Heath

Percy Heath--cello and bass
Jeb Patton--piano
Peter Washington--bass
Albert "Tootie" Heath-drums

1.Love Song
2.Watergate Blues
3.Django
4.Century Rag
5.No More Weary Blues
6.Suite for Pop: Prelude/Lament/Rejoice/Celebration
7.Hanna's Mood
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by jazzcello | 2005-01-18 19:45 | cello album
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