モーツアルト効果

今朝の読売朝刊でモーツアルト生誕250年を取り上げていた。250年前といったら江戸時代もどっちかというと後ろのほうだ。日本って別に遅れていたわけじゃないんだなあと言う気がする。別に進んでいたわけでもないが。

さて、その中のかこみ記事でいわゆるモーツアルト効果について取り上げていた。モーツアルト効果については賛否があるようだが、まあ音楽を聴いて神経・精神になんらかの作用があるのは本当だろう。その辺りは学者さんに地道に研究していただきたい。



しかし、巷のモーツアルト効果の話はモーツアルトを聴けばこんな事もあんな事もよくなって万々歳という「紅茶きのこ」なみのヨタ話である。だいたい古今東西の作曲家の中でモーツアルトだけが人類普遍の特効薬のわけがないだろう。まあ、他の作曲家については効果を試してないだけなのかもしれんが、それなら宮城道雄とか八橋検校とかについても効果を試してみていだきたいものである。

まとめると、「モーツアルト効果は否定しないが、モーツアルトだけではない。」「モーツアルトを聴いたら○○になる。というような単純な話ではない。」というのが私の立場だが、もっと大きな問題がある。それは、音楽は効果があるから価値があるのでは無いということだ。

音楽は別の意味を付加しなくてもそれ自体が美しく、その存在自体に価値がある。
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by jazzcello | 2006-01-28 22:54 | music
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